2020-06-10/2023-05-23

【WordPress】テーマの「Lightning」ってどうなの?

【WordPress】テーマの「Lightning」ってどうなの?

「wordpressのテーマを調べていると”lightning”ってよく出てくるけれどどうなの?」

「どのような人やどのようなサイトに向いているテーマなのだろう?」

今回はwordpressのテーマ「Lightning」についての記事になります。

wordpressでホームページを作ってみる過程でどのようなテーマにしようかと考えることでしょう。調べてみると「おすすめのwordpressテーマ何選」みたいなタイトルのサイトが出てくると思います。

cocoon」や「Xeory」などと並んで「Lightning」も紹介されているでしょう。

紹介ページだといまいち決めかねる人もいると思いますので、今回は少し深堀して紹介できればと思います。

ちなみに当サイトは執筆時点で「Lightning」を使用しています。ただちょっと外れた使い方をしている気がするので声を大にしては言えません。。。

このサイトはブログ型のサイトですがホームページ型のサイトには使用できるのでしょうか。また、上の質問のようにどのような人向けなどでしょうか。

そのようなところに焦点を当てて説明していきます。

また、後半ではカスタマイズする視点での「Lightning」についても見ていきたいと思います。

本記事の内容

一つ目の項目ではどのような人向けなのかについて説明をしていきます。

テーマを導入した後にイメージと異なってまたテーマを探すのは手間になると思います。

なので、こういう人には向いているんじゃないかといった視点で見ていきます。

二つ目の項目では「Lightning」を使用するにあたってとなっています。

一つ目の項目ではあまり見えてこない、使用する際にこのような形になりますよといったところを説明していきます。

三つ目の項目ではそのままの意となります。

私自身が「Lightning」を使用していますのでその使用感といった部分や、カスタマイズする点での視点について説明していきます。

「Lightning」はどのような人向け?

「Lightning」はどのような人向け?

この項目が一番知りたいところではないかなと思います。

以下の3点で説明していきます。

  • ブログ or ホームページ
  • シンプル or 盛りだくさん
  • 企業サイトでも使える?

あなたが使用しようとしている方法と比べながらこのテーマにするのか違うテーマするのか判断してみてください。

それでは順に見ていきましょう。

ブログ or ホームページ

ブログでもホームページでも利用することはできます。おすすめはホームページ利用です。

それはなぜかというと、ホームページ作成に向いている機能が多いからです。

こちらから「Lightning」公式のデモページがありますので見てみてください。これらは「Lightning」の機能で作られています。

「Lightning」が「Lightning」の機能を使用して作成したサイトがホームページ型の企業サイトです。ということは企業サイトの方がそれらを生かしやすいと考えられますね。

また、「いちばんやさしい教本シリーズ」のwordpress版である「いちばんやさしいWordPressの教本」でも「Lightning」を使用して企業サイトを作成しています。


いちばんやさしいWordPressの教本 第4版 5.x対応 人気講師が教 える本格Webサイトの作り方 (「いちばんやさしい教本」シリーズ)

シンプル or 盛りだくさん

「Lightning」はとてもシンプルなテーマです。

テーマは見た目や骨格プラグインで機能とWordPress開発では理にかなっている形態をとっているからです。「Lightning」自体ではほとんど難しいような点はありません。

他のテーマだといろいろあるものもありますが、「Lightning」で同様のことを行う際は「VK All in One Expansion Unit」というプラグインを使用します。

企業サイトでも使える?

むしろ企業サイトに使いたいというぐらい企業サイト向きです。

先ほどテーマは見た目と書いたように「Lightning」のテーマでは企業サイトに焦点を当てた見た目・骨格をしています。「Lightning」の有料版である「Lightning Pro」はビジネステーマとして売り出しているテーマです。そのため「Lightning」もビジネステーマとしては使いやすいようにできています。

お問合せ先ブロックの作成やCTAブロック(訪問客にとってもらいたい行動を誘導する)などビジネスサイトに欲しい機能を簡単に作成できます。(VK All in One Expansion Unitプラグインを使用します。)

「Lightning」を使用するにあたって

「Lightning」を使用するにあたって

次は上で使ってみようかと思った際に気になる点についてまとめていきます。

おそらく以下の3点について気になってくるのではないかと思います。

  • プラグインの導入
  • デザインについて
  • 無料版と有料版

この記事でもプラグインのことにすでに触れましたが、他のサイトを見てもおそらく書いてあることが多いでしょう。また、使用した際のデザインなども気になる点の一つですね。そのほかにも無料版と有料版でどのように違うのでしょう。

プラグインの導入

VK All in One Expansion Unit」は使用した方が良いです。

見た目がメインのテーマに機能を足していくような形です。「Lightning」の開発元が様々なプラグインを提供しています。

コピーライトを変更するための「Lightning Copyright Customizer」やトップページのスライドショーを動画にすることができる「Lightning Video Unit」、制作実績をきれいに表示することのできる「Lightning Works Unit」などがあります。

紹介の後ろ二つは有料のプラグインになっています。

デザインについて

「Lightning」を使っている人は似たりよったりのデザインになってしまうかもしれません。

本でも紹介されていることもありますので、それを見て作成した人はどれも同じようになってしまう可能性が高いです。

こちらは「Lightnig」のWebサイトからアクセスできるデモページです。3種類とも見てみてください。

なんとなく似た雰囲気が感じられるのではないかと思います。

あくまでこのように比較した際に感じることであり、比較しなければ感じることはありません。

お手軽に独自性を追求したい方には向いていないかと思います。

無料版と有料版

「Lightning」には無料版の「Lightning」と有料版の「Lightning Pro」があります。

「Lightning」でも十分な機能はありますが、「Lightning Pro」の機能には「Lightning」を応用してできることが多くありますのでやはり魅力的に見えます。

例えばですが、当サイトのトップページは記事を以下のように表示しています。

当サイトではコードをいじってこのようにしていますが、「Lightning Pro」では「Media Post 機能」によって簡単に上のようにできるようです。

使用感やカスタマイズについて

使用感やカスタマイズについて

最後に当サイトで使用してみた使用感といった部分やカスタマイズの面についてお伝えしようと思います。

  • カスタマイズについて
  • 使用感について
  • wordpressの経験がない人、ホームページを作成したことがない人にはどうなのか

カスタマイズについてはWordPressの外観から設定するカスタマイズの方法と、子テーマを使用してカスタマイズする方法の二通りに分けて触れていきたいと思います。

最後にあまりホームページ作成したことがないよという方、htmlやcssは多少の経験はあるけれどWordPressの経験がないよという方が「Lightning」を使っていくにあたってどうかというところも触れていこうかと思います。

カスタマイズについて

まずは「外観⇒カスタマイズ」の方から見てみましょう。

外観⇒カスタマイズ」によるカスタマイズは直感的にどこをさひているかわかりやすいため使いやすいです。この画面からトップページのスライダーの設定や3つのPR Blockといったところまで設定ができてしまいます。

ここだけでサイトの見た目を整える作業は済んでしまうではないでしょうか。

次に「子テーマ」を利用する方法です。

こちらも同様に使いやすいです。テーマがシンプルなためクラスなどが追いやすくどこを指しているかよくわかります。他の部分に影響が出ないように変更をするのも比較的容易なため案件で使用する際にも使いやすいテーマではないかと思います。

また、「Bootstrap」を利用しているところも子テーマからいじりやすい要因の一つとなっています。

使用感について

主観的な意見になりますが使いやすいです。

当サイトではブログと利用していますので、トップページにスライダーやPRブロックを使用していません。その代わりブログならではにサイドバーはそれなりにしたかったのですが、サイドバーはウィジェットから追加しただけで今のようにできました。

プロフィールも写真を選択して説明を書くだけで現在のようになっています。

また、テーマ自体の更新・アップデートもよく行われていますので、WordPressの変更点などを意識する必要がありません。セキュリティ面でも安全だといえますね。

wordpressの経験がない人、ホームページを作成したことがない人にはどうなのか

自分が未経験者に戻ることはできませんのであくまで推測ですが、比較的やさしい仕様になっていると思います。

操作は簡単にできますが、Webとしての言葉や、wordpress特有の単語などに引っかかってしまうかもしれません

「Lightning」のホームページでスタートアップについて動画で説明していますのでそれをもとに行うことで、インストールや各種設定は行いやすいでしょう。

こちらが基本設定ページです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。少々長くなってしまいましたね。

Lightningがどのようなテーマか感じたのではないかと思います。

あなたの理想とするサイトの感じが「Lightning」に近いのであればこちらを使ってみましょう。

もし、違うのであれば一つのテーマに縛られずに違うテーマを探すことをお勧めします。

2020 KumaTechLab.