WordPressのバージョンアップって必要なの?
WordPressを使い始めて間もない方やあまりパソコンが得意でない方は
「WordPressのバージョンアップって必要?」
「WordPressのバージョンアップってどうやるの?」
と疑問に思うことがあると思います。
本記事ではこれらの疑問に答えられる内容になっていると思います。
現在の悩んでいるところと照らし合わせながら読み進めてください。
WordPressのバージョンアップは必要!
WordPressのバージョンアップはその都度やっておくほうが良いです。
また、バージョンってそもそも何なのかや、自分の今使用しているバージョンの確認方法も説明します。
以下の3点で説明します。
- WordPressのバージョンアップの必要性
- WordPressのバージョンについて
- 現在のバージョンの確認と更新場所
WordPressのバージョンアップの必要性
WordPreeのバージョンアップは都度しっかり行いましょう。
なぜなら、セキュリティ面での修正も含まれています。
また、そのバージョンからの新機能などが実装されている場合もあります。
初めに、セキュリティ面での修正です。
WordPressのバージョンアップでは過去のバージョンのセキュリティの脆弱性が修正されています。過去の脆弱性はそこを攻撃する手法も判明していますので、その脆弱性をそのままにしておくと簡単に攻撃されてしまいます。バージョンアップに対応していけば、その脆弱性からの攻撃を受けることはありません。
次に、新機能の実装です。
WordPressではバージョンアップで大きく機能が変わる場合もあります。例えば最近では「Gutenburg」エディターが実装されました。これまでのエディターより直感的に操作が可能になったエディターです。他にもアップデートによって機能が追加されることがあります。
WordPressのバージョンについて
バージョンとはWordPressの大型、小型バージョンアップを示す番号です。
一桁目、二けた目の変更は「メジャーバージョンアップ」と呼ばれる大型のバージョンアップ、末桁は「マイナーバージョンアップ」と呼ばれる小型のバージョンアップです。
実際のバージョン番号で見てみましょう。
例えば「5.5.1」とあった場合から
「6.0.0」になった場合は「メジャーバージョンアップ」
「5.6.0」の場合も「メジャーバージョンアップ」
「5.5.2」になった場合は「マイナーバージョンアップ」となります。
現在のバージョンの確認と更新場所
管理画面の「ダッシュボード」⇒「更新」から確認ができます。
アップデートがない場合には「現在のバージョンの確認」ができ、アップデートできるバージョンがある場合にはアッデートバージョンの表示と更新ボタンが表示されます。
アップデートがない場合は以下のように表示されています。
また、アップデートがある場合には以下のように表示されます。
バージョンアップ方法
バージョンアップの重要性がわかった次は実際にバージョンアップを行うと思います。
バージョンアップに際しての注意点も含めて以下の内容で紹介します。
- バージョンアップのための準備
- バージョンアップを行う
- バージョンアップ後の確認作業
バージョンアップを行うための準備
バージョンアップを行う前にバージョンアップで問題が起きないよう準備を行います。
バージョンアップ中や、後にバージョンアップ前と比べておかしくなってももとに戻せるようにや、万が一の原因の特定にもつながります。
まず、バックアップをとっておきましょう。
これがあればたとえWordPresが動かなくなったとしても元に戻すことが可能です。バックアップの取り方は「後悔しないためのWordPressバックアップ」記事を参考にしてください。
次に、使用しているプラグインを停止しましょう。
使用しているプラグインを選択して一括操作により停止できます。あとで、戻せるように使用しているプラグインを控えるか、覚えておいてください。
(私はアップデートの際にプラグインはそのままにしています。更新が止まっているプラグインでは問題が起こる可能性がありますが、更新頻度が高いプラグインではその可能性が低いからです。)
バージョンアップを行う
管理画面「ダッシュボード」⇒「更新」からバージョンアップを行いましょう。
「今すぐ更新」を押すことでバージョンアップできます。
日本語版と英語版「5.5.1(ja)」「5.5.1(en)」がある場合は「日本語版」を選択しましょう。
バージョンアップ後の作業
バージョンアップ後はWebサイトを見てみてバージョンアップ前と変化がないか確かめます。また、停止したプラグインを有効にします。
使用しているテーマやプラグインの影響で表示が乱れる可能性があるからです。
プラグインをオンにする前にWebサイトを見て乱れがある場合はテーマに問題がある場合があります。もとに戻す作業を行うか、テーマの修正を行わなければいけません。なお、この時点ではプラグインを利用した表示は行われませんので注意してください。
次にプラグインをそれぞれ有効化してもとに戻します。一つづつ有効化を行えば、もし問題があった場合プラグインの特定ができます。
まとめ
以上で、WordPressのバージョンアップが行えたかと思います。
WordPressの便利さを最大限享受するためにもしっかりとアップデートを行いましょう。
WordPress本体の他にも
「PHPのバージョン」
「データベースのバージョン」
があります。
これらはレンタルサーバーの管理画面から設定を変更することができます。
例えばXSERVERでPHPのバージョン変更を行う場合、以下のURLのように手順が説明されています。
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_program_php_ver.php
どのSERVERでも同様な手順の説明がなされていると思います。
データベースのバージョンはレンタルサーバーにより自動的にアップデートが行われますので、手動での切り替えの必要はありません。